ベビーシッターの事件について
以下の話は個人の意見なので押し付けるつもりはありませんが、一つだけ強調したいのは子どもはモノではなく家族です。
「個人のベビーシッターをもっと活用するべきだ、という意見に反対です。」
子どもを預ける施設の種類として、認可保育所、無認可保育所(託児所的な)とあります。
認可保育所は公的資金が導入されているものの、保育時間が短いのがネックです。
無認可保育所は税金補助なしで、経営者によってビジネスライクだったりするので、その分お高くつきます。保育時間は長いところもあります。新宿で24時間営業しているところとかありますし。
それよりも安いのが、今回話題となっている個人のベビーシッターです。そのマッチングサイトがあるとか、全く知りませんでしたよ。。。
シングルマザーは収入が少ない人も多く、個人のベビーシッターを利用するしかない。個人のベビーシッターも、良い人もたくさんいる!諸外国を見ても、もっと活用するべき!
ここは日本なので海外の話はどうでもいいです。
シングルマザーが個人のベビーシッターを活用せざるえない状況って何なんですかね。これが本題です。
子どものことを考えるなら、それに合わせた仕事を選ぶしかないのでは。
シングルマザーでなくったって、普通の家族のパパだってイヤな仕事を頑張ってるし、パワハラ受けたってガマンしてるわけです。全て満足してる人なんてそうそういないですよ。
仮にですが、旦那がイヤで離婚して自分の好きな道を選び、子どもを引き取り、でもフルタイムで仕事もしたくて、個人のベビーシッターを活用してます。
というのは、「親として」理解できません。
親になった時点で、自分の人生だけではなく、家族の人生を考えて行動しないといけませんから。
話を変えて、システム開発の話をしましょう。
ナントカ通みたいな有名な会社にシステム開発を任せるのと、個人に任せる場合。
ナントカ通だと1,000万円、個人だと400万円の見積もりでした。
個人の方が当然価格が安く、しかも優秀らしいんです。
でも個人なので、何かあってうまくいかなかった場合に、補償がきかないですよね。
ナントカ通みたいな大企業だったら、契約時に損害賠償のことまで盛り込んで印鑑を押すかもしれませんが、個人に依頼するのにさすがにそりゃできないでしょう。
モノと人間では話は全然違いますが、似たような話です。
個人のベビーシッターを信頼できますか?
1人のベビーシッターにみてもらう、怖くないですか?
本当にしょうがないんですか?
どうしても家族に頼れないんですか?
身近に、近い境遇の友人がいて、その家族に子どもを預けられないんですか?
結局、残念ながら結論は、これは言いたくなかったんですが
「知らない人に大切な家族を預けられますか?」