美味しんぼ問題について
3.11から「風評」という言葉が大嫌いでした。
原発のニュースを見ていて最初に騙されていた時も、報道内容には常に懐疑的でした。
多くの役人は保身のためなら他人を欺くことも以前の職場で経験がありますし
本当に安心できるなら、多くの定量的なデータを伝えて欲しいですし
第三者機関からの情報提供を織り交ぜた信頼できる情報公開に努めて欲しいものです。
美味しんぼの原作者もそういった狙いがあるのかわかりませんが
福島や岩手が売上を落としてきたのは事実ですし、やっと上向きになってきたところで
また売上が下向くことは避けたいでしょう、わかります。
被災地を守るために風評という言葉を使っていることを。
広島に原爆が投下された時は、原爆による即死者が多くいたと思いますが
数年後に急性白血病で亡くなった方も多くいらっしゃいます。
福島の原発では、調査方法によっても異なるので一概に言えませんが
原爆の数百倍の放射性物質が拡散されました。
あれだけ放射能をばらまいて、本当に安全なのでしょうか。
ちゃんと放射線被曝を受けた人は、どれくらいいるのでしょうか。
出荷物の放射性物質に関する検査は、どの程度安心できるのでしょうか。
100箱出荷する場合、100箱実施されるのでしょうか。
その中に、ホットスポットで栽培されたもの、放射性物質が多く含まれたものが
あってもチェックできるのでしょうか。
原発関連で国債切ってる中、東京電力が黒字で賞与出ました、昇給しましたは
おかしな話ではないでしょうか。
我々国民は、真実を知る時がきています。
これ以上、騙されてはいけません。
私としては、美味しんぼの展開がどうなるかとても楽しみです。
みんなが安心して生活できる日が来ますように。